白色申告の帳簿テンプレート:必要な項目とそのまま使える様式

「白色申告なら帳簿はいらない」は昔の話です。2014年からは、白色申告でも全員に記帳と帳簿保存の義務があります。

といっても、白色の帳簿は複式簿記でなくてよく、様式も自由。必要な項目さえ押さえれば、ノートでもエクセルでもアプリでも構いません。このページでは、そのまま使える列構成と、集計までの流れをまとめます。

白色申告の帳簿に最低限必要な項目

白色申告の記帳(法定簡易帳簿)で求められるのは、売上と経費について「いつ・誰と・いくら」が追えることです。列構成はこれで足ります:

そのまま使える帳簿の列構成(テンプレート)

内容記入例
日付取引の年月日2026/2/14
区分売上か経費か経費
科目経費の種類(収支内訳書の科目に合わせる)消耗品費
相手先・内容取引の相手方と概要○○電機/プリンタ用インク
金額税込金額3,280

売上は日々の合計(例:1日分まとめて1行)でもよく、少額の経費も日ごと・科目ごとの一括記載が認められています。1件ずつ几帳面に書くことより、抜けなく続けられることが大事です。

保存期間: 帳簿(収入金額や必要経費を記載したもの)は 7年、請求書・領収書などの書類は 5年 の保存が必要です。捨てずに年ごとに箱・フォルダへ。

年末は「収支内訳書」への集計がゴール

白色申告では、確定申告書と一緒に収支内訳書を提出します。帳簿の役割は、この収支内訳書の科目別合計(売上、仕入、旅費交通費、通信費…)を正しく出すことです。

つまり日々の帳簿は「科目別に年間合計が出せる形」になっていれば合格です。上のテンプレートで科目を揃えておけば、年末はフィルタと合計だけで転記できます。

エクセル自作の落とし穴

エクセルやスプレッドシートの自作帳簿は立派な選択肢ですが、実際に運用するとつまずきやすい点があります。

- 科目の表記ゆれ(「消耗品」と「消耗品費」が別集計になる) - 集計式のズレ(行を挿入したら SUM 範囲から外れていた) - スマホで開かない・入力が億劫になり、レシートが溜まる - 来年の様式を作り直す手間

「テンプレートを探している」目的が申告時に科目別合計を正しく出すことなら、集計を自動でやってくれる道具のほうが速いこともあります。

テンプレートより楽な選択肢:記帳だけで集計が育つ

帳簿アプリ Aoboki には白色申告モードがあります。日付・金額・科目を選んで記帳するだけで、科目別の集計が自動で育ち、収支内訳書に向けた集計表として出力できます(記帳は件数無制限で無料、全データのCSV書き出しも無料。集計表などの帳簿出力は買い切り ¥3,000)。

表記ゆれも集計式のズレも起きません。科目には説明と実例がついているので、「これは何費?」で手が止まることも減ります。

よくあるご質問

白色申告で帳簿をつけていないとどうなりますか?

記帳義務違反の状態です。帳簿がないと経費の証明ができず、税務調査の際に推計課税(売上や経費を税務署側の推計で決められる)のリスクもあります。今からでも通帳やレシートから遡って作りましょう。

レシートを貼るだけではだめですか?

レシートの保存は必要ですが、それとは別に「日付・相手・金額」を記載した帳簿が必要です。レシートは帳簿の裏付け書類という位置づけです。

白色申告でも複式簿記にするメリットはありますか?

白色のままなら控除は増えませんが、複式簿記で帳簿を整えられるなら青色申告(55万・65万円控除)への切り替えを検討する価値があります。開業届と青色申告承認申請書の提出だけで、記帳の手間はアプリを使えばほぼ同じです。

国税庁のテンプレートはありますか?

国税庁は帳簿の記載例(様式例)を公開していますが、ダウンロードして使う公式エクセルテンプレートという形では配布していません。上の列構成は国税庁の記載例と同じ項目立てです。

Aoboki

白色申告モードつきの帳簿アプリ Aoboki。記帳は何件でも無料、収支内訳書に向けた集計は自動で育ちます。

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